乳がんの原因 対策と予防

乳がんになる人が年々増加しており、2021年には約1万5千人ものかたが乳癌で亡くなっているそうです。

乳がんになる要因は主に年齢や遺伝、肥満、エストロゲンが深くかかわっているとされています。

年齢については30代から発症率が上がり、40代後半から50代前半がピーク。
40代に突入したらちょっと無視できないですよね(>_<)

なるべく乳がんになる原因や予防策を知って普段から健康を心がけたいものです。

まずは原因からですが、乳ガンだけでなくガン全てに言える事ですが遺伝的な原因はやはりあるそうです。
乳がんにかかった事がある家族がいるかたや、片方の乳房を手術で除去したかたは遺伝的要因も大きいかもしれません。
過去に良性の乳腺疾患にかかった人も要注意。
乳ガンはBRCA1、BRCA2という遺伝子の異常により発生するとも言われているので、遺伝子検査をしてもらうのもありかと思います。

エストロゲンは生理などに深く関わるホルモンで、エストロゲンにさらされる時間が長いと乳がんの発生率も上がると考えられています。
生理期間が長いとエストロゲンに長く影響されていると考えて良いそうです。

「初潮年齢が早かった」「出産経験がない」「初産が30歳以上」「閉経年齢が遅かった」「経口避妊薬を長期間使用した」かたなどはエストロゲンが多く分泌している期間が長いので注意が必要です。

『肥満』については意外かもしれませんが、これは閉経後に肥満になった場合のみ注意が必要です。
閉経後は脂肪組織の中でエストロゲンが作られるためです。
閉経前の肥満は逆に乳がんのリスクを下げると言われているので、閉経前はそれほど気にすることはありません。

このあたりに気を付けて予防すれば乳ガンにならずにすむかもしれません。
対策としては、
・運動(主に閉経後の運動)
・食事(野菜、果物、食物繊維、イソフラボンなどが有効)
・授乳(長期間の授乳は予防に効果的)

予防策としては、
・喫煙しない
・アルコールを過度に摂らない
・食事(脂質を摂りすぎない)
があげられます。

確実に「これをやっておけば発症が防げる」などの対策は現時点でありません。
将来の健康や家族に迷惑をかけないためにもできる限りの事はしておきたいですよね。

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